394901e1acdfe7a00a97a420031a6342_s

こんばんは。引き続き脳卒中発症してからのお話です。
私は2月7日の日中に脳出血を発症。
電池切れ寸前の携帯電話で
なんとか救急車を呼ぶことが出来、
初めて乗る救急車で病院へ向かうのでした。

救急車から病院の救急処置室へ


救急車に乗せられて約7キロほど先にある病院へと運ばれます
以前からよく自分の車を走らせていた時に何度も横目に見たことのある
2~3年前に移転新設されたきれいな病院です

ようやく病院に到着すると
救急車からストレッチャーに乗せられたまま少し長い廊下を移動して
一つの部屋に移されます

それが救急処置室です。

救急搬送された場合、最初に運び込まれるのが救急処置室なんですね
(霊安室じゃなくて良かったー)

救急車のストレッチャーから「セーノ、ヨイショ!」と病院のストレッチャーに横移動される
とてもテキパキと手慣れた感じです。
うつろな意識の中で周りを見回すと数人の女性を含めた先生達が
私を囲んで何かを言い合っています。

なんと、女性陣の前で58歳はフルチンに



首を曲げて横を向いてみると様々な機材が並べられています。
(そ、そこに並んでるのはどう見ても手術用具でしょ!
やっぱり、これから手術になるんだー。)


するといきなり横から身ぐるみを剥がされていきます
外での作業を考えて厚着をしていたのですがポンポンと気持ちいいくらいに服を脱がされていきます
そしてフルチンに!
58歳になって若い女性の前で全裸にされるなんて・・・
有無を言わさず尿道に管を刺され、紙おむつをされる。
誰かが、むき出しになった私の胸に低周波治療器のような電極を5枚
ペタッペタッと貼り付けていきます。
(24時間心電図モニターらしい)

それと同時進行するように左手の甲に点滴の針を刺そうとするが位置がどうも決まらないようで
何度も位置を変えては刺し直しているのが見える
(数日後、左手の甲は黒く充血していたが)

「ご家族に連絡を取りますが電話番号は?」と聞かれるが
「けいあいれんわいばんおうああいまふ」(携帯電話に番号があります)
その言葉を理解できたのか看護婦さんが携帯電話で私の家族に電話をかけようとしたところ
(なんということでしょう~)
バットタイミングで電池が切れてしまいました。


結局これで家族との連絡を取るのに時間がかかる
でも救急車を呼ぶ時に電池が切れなくてよかった~

突然、看護婦さんから印鑑の話をされる


ホッとしているのもつかの間。
一人の看護婦さんが「印鑑もってますぅ?」と聞いてくる。
「は?」
何のことだか意味がわからない
これから手術をうけるかも知れないって言うのに
「印鑑」って聞こえてくる。
どう考えても救急処置室で「印鑑」という単語は結びつかない。
どうも私は頭が完全におかしくなったようだ

「いえ」と答えると一枚の紙にサインを求められる
するとまた別の紙にも・・・
とても気分の悪い中、ペンを持たされサインをする

突然の携帯の電池切れで家族に連絡が取れないということで
本人が急遽サインすることになったようです。
書類の説明を聞かされましたが聞いても意味がよくわからないので
ただ、その書類から逃げたい気持ちだけでサインをする。

結局サインをさせられた書類っていうのは
「造影検査説明書」と「身体抑制に関する説明書・同意書」だったようです。

でも、このタイミングで保証人のサインだったら間違いなくアウトだなと思う
(まぁ、そんな事は無いでしょうが・・・)
家族のいない方の場合は本人サインになるようですね。

すぐさま別の部屋に運ばれて
ベットに寝かされたまま検査を受ける
たぶん横になったままだったのでX線を使って体の断面を撮影するCT検査だったのでしょう

また再び治療室に戻される
丸裸にされているのもあり体温が下がっている

「さ、寒い」

しばらく放置された後、もう一度別の部屋で検査受けました。
これはたぶん血が止まったかどうかの確認の検査だったのでしょう。

「俺は、このまま脳卒中で死ぬんかぁ?」
朦朧とする意識の中でもう駄目だと諦めかけた自分がいる。


               つづく