個室から大部屋へ

ついに個室から大部屋への移動の日がやってきました
昼食をとってしばらくして個室から
大部屋へ移動のようです

脳出血患者、個室から大部屋へ



しかし、病院といえども大部屋です
それぞれの部屋にはマンモス西のような親ボスがいる事でしょう

手ぶらなどで行ってちゃんと挨拶をしなければ
夜中に「ネジリンボー」や2段ベット上からの「パラシュート」などの攻撃を
受けなくてはならないかも知れません

そんな不安をよそに看護婦さんは車椅子に乗った私を大部屋に運んでいきます
小荷物は別の看護婦さんが先に運んでおいてくれましたので
もう断るわけにはいきません

個室から大部屋までは同じフロアでしたので距離にして30メートルほどでしょうか
気持ちの整理ができないまま大部屋に到着してしまいます。

部屋に入ると大部屋とは聞いておりましたが(たったの)4人部屋でした
10人位のすし詰め病室をイメージしていた私は少し気が抜けます
ですので二段ベッドもございません(病室で二段ベッドはありえませんよね)。

それに今どき10人部屋なんてないらしいです
私の入院した病院はナースステーションを中心に
放射線状に伸びた独特な構造をしておりました。
分かりやすく言うとアメリカ国防省のペンタゴンのような・・・
(えっ、分かりやすくないですか?)
それじゃあパリの凱旋門を中心に放射線状に伸びた作りでおわかりでしょうか?


大部屋に到着しましたら、それぞれ患者さんのベッドの周りは
カーテンで仕切られていましたので直接話しをすることもなく
たまにカーテンを開いたときに顔が合えば軽く会釈をするくらいですので
これなら、あまり他人のことを考えなくても良いなと思う
それだけリハビリに専念できるというものです

言語リハビリ用にテレビカードを買う



ベッドに寝転がると横には個室にもあった冷蔵庫とテレビが一緒になったラックが置かれています
一枚のテレビカードを購入して差し込めば冷蔵庫とテレビ両方使えます


画面に出てくる字幕を追って喋る言語のリハビリするために
テレビカードを看護婦さんに買ってきてもらう

早速そのテレビカードを差し込んで
テレビの電源を入れてみる
・・・あれ、音が出ないぞ??

テレビのラックに付いている引き出しを開けてみると
片耳イヤホンがありましたので一先ず、これをさして使うことにする
(明日、両耳ヘッドフォンを持ってきてもらおう)

ちょうど平昌オリンピックが始まったばかりでしたが
今の私は言語のリハビリを始めなければなりません

マスクをして周りに声が聞こえないように
テレビの字幕や音声を追って喋ります

ブツブツブツモゴモゴモゴ・・・・

次に持ってきてもらった本を音読します
ブツブツブツモゴモゴモゴ・・・・

この言語のリハビリって手足のリハビリより地味で
とても辛いものなのでした。


                つづく