お気に入りのクロックスは駄目

私、今年の(H30年)2月の最低気温を記録した日に脳出血を発症しました
救急車で病院に担ぎ込まれた時に履いていた靴が
恥ずかしながら、上の画像にありますクロックスでした


入院時、履いて良い靴、ダメな靴



しかし私の入院している病院では
クロックスのような踵のない靴は、履いちゃ駄目だと言われます。
(最近では転倒の危険からスリッパ・サンダル・クロックスなどを
禁止している病院が増えているようです)

でもまてよ?踵のある靴って・・・
家にある靴を思い出してみますが
踵のある靴って革靴以外に思い出せません
と言うか、ございません。

まさか点滴スタンドを握ったパジャマ姿の患者が
革靴を履いている姿は想像するだけでも笑えてきます
いえ笑われてしまいます






頭の中で家にある下駄箱の中を思い出してみようとしますが
・・・思い出せません。
もう一度、下駄箱の上段左端から思い出してみますが
霞に隠れたように思い出せないのです。

(これが脳卒中の後遺症か?)

ひとまず気を取り直して季節別で履いていた靴を思い出してみます

今現在が(2月)なので
冬:レザーブーツ、ウェスタンブーツ
春:ウォーキングシューズ、ジョギングシューズ
夏:ビーチサンダル・・・??

あっそうだ!夏に履いていた靴の中に踵のある靴がありましたわ


麻痺で靴紐を直せない

そうです夏に履いていたデッキシューズです
あるでしょ?微かに踵が・・・(笑)

でもこのデッキシューズを履いて
看護婦さんから指摘されることはありませんでした

クロックスデッキシューズ 何がどう違うって言うの????おせーて。


脳出血患者、こっそり病室のフロアから脱走する



早速持ってきてもらったデッキシューズを履いて点滴スタンドを握った私は
こっそりとエレベーターに乗って病室フロアから抜け出したのです

点滴スタンドを支えにエレベーターに乗りましたが
各階でエレベーターが止まるので、目的の1階に着くまでに時間がかかり
もう立っているだけで精一杯。

ようやく目的の1階に到着しエレベーターの扉が開いた頃には
眼の前に見つけた待合のソファーに座り込んでいました


少し休んでから、おもむろに立ち上がり、
受付け周辺をポテポテと片足を引きずりながら歩きます
あ、自動販売機がある
へ~銀行のATMもあるんだ~
と妙に感動する(田舎者かっ)。



入院前までは当たり前で気に止めもしなかった事が
なぜだか今では全てが新鮮に感じてしまう

建物の端、病院と外をつなぐ玄関口の自動ドアに近づいてみる
守衛さんかガードマンさんが近くいるけど何も言ってこないので
外に出てみる
「うっ、寒っ!」
数日間、病室という温室にいたため
外気温のあまりの低さに驚く。

なぜ1階に行ったのが看護婦さんにバレたのか?



再びエレベーターに乗り病室のあるフロアへ戻ると
看護婦さん
どこに行っていたの?
え、えっ???
なんでわかったんだ??
・・・・そうだった
別のフロアに行くと胸に貼っている心電図モニターの信号が
ナースステーションに届かなくなるんだ。


身体に心電図モニターを取り付けている限り、
あなたは見張られているのです。

            つづく