音読用の本

言語リハビリ室で見た自分の歪んだ顔!
(麻痺側の左半分が下に崩れておりました)
あまりのショックに目をそらしてしまいたくなりましたが

身体の麻痺に対するリハビリと同じで
言語のリハビリも早期に始めることが、とても大事だと言われます
そこで次回、言語聴覚士の先生とのリハビリの日まで
病室でできる言語リハビリを考えました。

脳卒中患者の病室でできる言語リハビリって何だろう?




・持ってきてもらった本を声に出して読む
・テレビの字幕などを聞きながら真似して喋る
・頬に空気を貯めて左右に動かす
・舌で頬の内側を押す

この4つををメインに言語のリハビリを始めます。

本を声に出して読む音読もゆっくりと噛みしめるように喋るパターンと
次に、出来る限り速いスピードで喋るパターンで練習します

麻痺をした左の口を意識して使いながら喋るようにします
あまり意識をせずに喋っていると口の端に唾が貯まり
ベッドを濡らしてしまいますので注意しなければなりません

でも何年もやっていない、いえ何十年ももやっていない音読ですが、
なんとなく妙に気持ちが落ち着きます。

ふと、音読をしていた小学生の頃を思い出します。
国語の時間 立って喋るの嫌いだったな~
いつも先生から指を刺されないように
下を向いていましたっけ。

でも「音読朗読
どっちがどっちだっけ?
どっちでもいいことですが少し調べてみました

音読は、「自分に向けて読む」
コレに対して朗読は「感情を込めて人に向けて聞かせる」
とあります。


言われてみれば「まぁそうだわな」

どちらにしても音読朗読
認知症やうつの予防にも役立つとも言われています

脳卒中患者の言語リハビリにはICレコーダーが役に立つ。絶対にだ!

リハビリ用ICレコーダー

少し音読に慣れてきたので、その声を
ICレコーダーで録音して聞いてみる

このICレコーダーは別名ボイスレコーダーとも呼ばれます
昔は、小さなカセットテープが使われたりしておりましたが
現在はメモリーに録音されます
ですので現在のICレコーダー重量はスマホの3分の1の50グラム程度と
とっても軽いのでポケットに入れててもかさばりませんし
ウォーキングやジョギングに好きな音楽を入れて使われている方も多いそうです
その上、電池の持ちが格段に向上していますので
使用頻度にもよりますが、昔の携帯電話並みに電池が持ちます

私の場合ですと、
最近思いついてもすぐに忘れてしまうのでこのICレコーダーに録音しています
(〇〇の店でコーヒー豆を買ってワインを買って帰ること
 〇〇が〇日に発売らしい
 〇日までに〇〇を準備して仕事に備えるように・・・)

それにラジオ機能も付いているのが地味にお気に入りです。

さて、話を戻しますね。
はじめて自分で喋っている声をICレコーダーで聞くのは不思議な感じがすると思いますが
自分の感覚とは別に自分の喋りを客観的に聞くことが出来ます


試しに自分の喋りを聞いてみましたところ
(えっ、こんな低い声なのか?自分)

喋りの最初こそマトモなのですが、
途中からは自分の喋り難さをごまかそうと
早口で喋っているのがよく分かります
ぜんぜん喋れてねー!
それに麻痺側の口に唾が溜まる~!
(ポタッ)

退院した今でも喋りにくい言葉ってあるんだ!


私の喋りにくい言葉
・「わざとゆっくり」
・「一日の長(いちじつのちょう)」
・「28775」
・叱られる 怒られる(られる言葉)
・自己主張

退院した今でも喋りにくい苦手な言葉を探しては
連続で何十回も何十回も繰り返しています

「今現在、脳卒中発症から不安の中で言語リハビリを始められた方へ
大丈夫ですよ、諦めずに頑張りましょう!ガンバです!」


             つづく